医療訴訟の流れ

 

 

人は病気やけがなどで健康を損なってしまったとき、病院に行って適切な治療を

 

受ける必要があります。しかし、必ずしも適切な治療を受け病気、けがを治すこと

 

ができると限りません。病院や医師の過誤により、適切な治療を受けられず、

 

取り返しのつかない事態を招いてしまうことがあります。そんなとき医療過誤訴訟

 

を起こすことできます。
具体的にはまず、病院、医師などを提訴しますが、なるべくならカルテなどの資料が廃棄されないように、最低5年はカルテを保存する義務が病院にはあるので医療過誤が疑われる場合はその期間内に、早急に証拠保全を裁判所に申し立て、訴訟において有利な資料を確保する必要があります。次に、病院や医師などの被告側が原告側の訴えに正当性があるかなどを記した答弁書を第1回期日に提出し、争点整理が行われます。その後被告と原告で主張が食い違う部分の証拠調べを行い、担当医や担当看護師、被害者の家族などが証言を行います。そして場合によっては鑑定が行われ、和解することもあります。しかし、和解が成立しない場合は、すべての証拠調べが終わった後に判決が下されます。この訴訟の期間は大体20か月前後で決着となります。
このような流れで訴訟が行われます。